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DIYで寝室のリフォーム:壁一面ホームシアター用スクリーンを作成

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DIY

自宅の部屋の壁一面を使用した大スクリーンのホームシアター。

世の映画好きならば一度は夢見るのではないでしょうか?

今回のリフォームで実現させたかったことのNo.1がこれです!!

壁の塗装のときにあえて1面だけ塗らずにおいた面には窓がありますがこの窓から見えるのはお隣さんの家の壁だけです。

家が建つ前は隣は空き地でこの窓からも景色が見えていたんですけどね。

ですのでこの窓をふさいでしまうことに迷いはなく一面すべてを使用した大スクリーンを作成!

本記事では以下の項目を解説します。

  • 壁用の下地作りから石膏ボードを張っていく過程
  • 石膏ボードを白いスクリーンへと変える塗装方法
  • プロジェクターの設置と試写

壁の下地作り

この部屋の全ての窓にはカーテンレールが取付けてあり、はじめはそのまま塞いでしまおうかとも思いましたが他の使い道を思いついたので後に使用できるように外しておきました。

平らな壁を作り石膏ボードを打ち付けるためには下地が必要。

元々の窓枠や柱の厚みに合わせるように303mmピッチで下地要の木桟を打ち付けます。

同時に壁の位置に合わせてコンセントボックスも手前に引き出しておきます。



石膏ボード張りとパテ処理

耐火石膏ボードを張ります。

ここで気をつけるのがボードの四隅が1箇所に集まって交差点にならないようにすることです。

なぜなら交差点になるとその部分の強度が弱くなり、ヒビ割れがおきやすくなるからです。

常に三差路になるように心がけましょう。

ボードが張れたら、つぎ目の目地やビス穴にパテ処理をしていきます。

パテ処理が1度では、乾いたときにパテがやせてしまって跡が出てくるので、2〜3回パテ処理をします。

特に目地の処理は、できるだけ平らにしたいため回数を重ねるごとに広くパテを打って表面を平滑にします。

パテが乾いたらサンドペーパーでキレイな平にします。

このパテ処理を完璧にすることで、スクリーンとしての性能が大きく変わりますので丁寧な作業をします。

壁の塗装

壁に使う塗料は他の壁と同じ水性塗料を使用します。

別にスクリーン用の塗料があるわけではないです。

ただし、つや消しの塗料を使います。

壁にツヤがあるとプロジェクターから投影した光が反射して、映像がキレイに映らないからです。

白色は下地の色が透けて影のようにムラになりやすい色なので、2〜3回塗り重ねます。

ここで天井ボード2枚分(約1m)をつや消しの黒で塗装します。

なぜせっかく天井も壁も白色で統一しているのに一部だけ黒くするのか。

それは、プロジェクターの光が天井に当たり、反射してスクリーンの映像をぼやけさせるからです。

もう少しくわしく言いますと、そもそも白色は光を反射しやすい色で黒色は光を反射しにくい色だということはご存知だと思います。

プロジェクターは映像を投影するさいにランプの光を使います。

プロジェクターのレンズから出た映像はスクリーンのサイズに合わせることができますが、光はスクリーンのサイズに関係なく前方を照らすのでスクリーン付近の天井が白いと光が反射して、映像の端をボヤけさせてしまいます。

たとえば、映画館のスクリーンの周囲の壁に黒が多いのもその理由です。

ちなみに両サイドの白い壁には窓から外しておいたカーテンレールを使用して、黒色の遮光カーテンを取り付けました。

プロジェクター設置

元押入れの機材スペースの鴨居にプロジェクターを設置します。

天井吊り下げ方式で取り付けたのですが、この白い取付金具は別売りでした。

そのせいかプロジェクターに上手く取り付けできなかったので、ホームセンターでボルトやプレートを購入して自作しました。

ステンレス製の金具が自作したものです。

かなりしっかりと取り付けできました。

ホームシアターの作り方や、プロジェクターの選び方についてはこちらの記事でくわしく解説していますので、よかったらご覧ください。

テスト投影

ためしに某蜘蛛男のDVDを投影してみました。

大変鮮明に表示できました。

(著作権が怖いので画像は加工してあります。)

うちのプロジェクターはBlu-ray画質対応ですので、DVDよりさらに良い画質も投影できます。

写真ではまだ遮光カーテンを取り付けていないので、右側の壁に光が反射しているのがわかると思います。

まとめ

使わない窓を塞いでしまって、ホームシアター用の大スクリーンを作りました。

画面サイズを測ってみたら、対角線で160インチありました。

自宅でこのサイズのホームシアターがあるのは映画好きとしては、夢でしたので喜びもひとしおです。

今ではこのスクリーンでYou TubeやAmazon primeなども楽しんでいます。

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