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外壁・屋根、迷ったらこれ|様子見/点検推奨/今すぐ相談の見分け方

※この記事はアフィリエイトや広告を含みます。

塗装知識

外壁や屋根の状態って、「様子見でいいのか」「点検した方がいいのか」「今すぐ相談なのか」が一番迷いますよね。
しかもネットの情報は幅が広くて、読めば読むほど不安になる…という方も多いはずです。

この記事では、その迷いをなくすために、「様子見/点検推奨/今すぐ相談」をどう見分けるかを、職人目線でわかりやすく整理します。
ただし、判断をブレさせないコツはひとつ。まず“現状をチェックして点数化すること”です。

もしまだチェックをしていない場合は、先にこちらの記事でセルフチェックを済ませてください。
屋根に登らず、地上や窓・ベランダから確認できる項目だけでOKです。

チェックが終わったら、このまま読み進めてください。
あなたの結果が「様子見」なのか「点検推奨」なのか、また“点数に関係なく今すぐ相談すべきサイン”があるのかを、順番に解説していきます。

  1. 塗装が必要な理由(放置すると起きること)
    1. 劣化が進むと「下地補修」が増えて費用が上がる
    2. 雨漏りは外壁・屋根だけじゃなく、家の中に広がる
    3. コーキング(目地)の劣化は“水の入口”になりやすい
    4. だからこそ「点検」のタイミングが大事になる
  2. 判定基準|様子見/点検推奨/今すぐ相談
    1. 合計点の目安(0〜6/7〜12/13以上)
    2. 例外ルール:3点の項目が1つでもあれば「今すぐ相談」
    3. 小計(外壁・屋根・付帯部)を見ると、優先順位がわかる
    4. 迷うときは「点数+写真」で判断がブレなくなる
  3. 点数診断のやり方|チェック結果を判断につなげる手順
    1. 手順①|チェックした項目の点数を合計する
    2. 手順②|外壁/屋根/付帯部の「小計」を出す(優先順位が見える)
    3. 手順③|合計点より優先する「3点ルール」を確認する
    4. 例題|点数の見方
  4. 点数より優先したい「危険サイン」とプロの見立て
    1. 室内にサインが出たら最優先|雨漏りは「もう始まっている」可能性が高い
    2. 屋根の棟板金|釘抜け・継ぎ目コーキング切れは「雨で一段階進む」
    3. 外壁のひび割れ|モルタル・コンクリート壁は“凍結”で広がることがある
  5. 相談前に読む|業者への伝え方と、失敗しない選び方
    1. 連絡前に準備するもの(これだけでOK)
    2. 営業が不安な人へ|連絡するときの“言い方”テンプレ
    3. 相見積もりの取り方(2〜3社がちょうどいい)
    4. 見積書で見るべきポイント(“一式”だらけは注意)
    5. 業者選びを失敗しにくくするためのコツ
    6. 相談先の選び方|塗装業者でOKなケース/診断を挟むべきケース(ホームインスペクター)
  6. まとめ|迷ったら「点数+危険サイン」で判断して、次の一歩へ

塗装が必要な理由(放置すると起きること)

外壁塗装や屋根塗装は、見た目をキレイにするためだけの工事ではありません。
いちばん大事なのは、雨や紫外線から家を守る 「防水・保護」 の役割です。

この防水が落ちてくると、外壁や屋根は少しずつ水が浸入しやすくなります。
その状態で放置すると、最初は小さなサインでも、だんだん「塗装だけでは済まない修繕」に広がっていくことがあります。

劣化が進むと「下地補修」が増えて費用が上がる

塗膜が傷んでいるだけなら、洗浄して塗り替えるだけで済むケースが多いです。
でも、劣化サインを長く放置して水が入り始めると、外壁材の裏側や下地まで傷んでしまい、補修の工程が増えます

例としては、こんな作業が必要になることがあります。
・目地(コーキング)の打ち替え範囲が増える
・ひび割れの補修(クラック処理)
・浮き・剥がれ部分の補修
・サイディングの反り・欠けの補修/張り替え

同じ「塗装工事」でも、下地補修が増えるほど、材料も手間も増えるので費用が上がりやすくなります。

シーリング材の充填

塗装職人からの一言

軽いクラック補修程度であれば私たち塗装職人がコーキングなどで補修することもよくありますが、サイディングの張替えや、屋根の吹き替えなど大工仕事になってくるとそうもいきません。
“塗装だけ”で済むうちに手を入れるのが、結局いちばん安くつくということですね。

雨漏りは外壁・屋根だけじゃなく、家の中に広がる

雨漏りというと「屋根だけ」と思われがちですが、外壁のひび割れや目地のすき間から入ることもあります。
いったん水が建物の中に回ると、見える場所だけじゃなく、

  • 天井や壁のシミ
  • 断熱材の濡れ・カビ
  • 木部の腐食
    といった形で、家の中に影響が広がることがあります。

雨漏りは自然に治ることはありません。早めに止められれば最小限で済むこともあるので、「前兆」があるなら先に点検した方が安心です。

コーキング(目地)の劣化は“水の入口”になりやすい

サイディング外壁の家で特に多いのが、目地のコーキング劣化です。
コーキングが痩せたり割れたり、すき間ができると、そこが水の入口になります。

コーキングの怖いところは、最初は小さなすき間でも、雨が入る→乾きにくい→さらに傷む…と進みやすい点。
サイディングに水が浸み込んで、ふやかしてしまいボロボロと崩れてくることもあります。
「まだ大丈夫かな?」と思っても、すき間や剥がれが見えた時点で“早めに対処”が正解です。

だからこそ「点検」のタイミングが大事になる

ここまで読むと不安になるかもしれませんが、伝えたいのは「焦って工事しよう」ということではありません。
大事なのは、今の状態を知って、必要なタイミングで点検することです。

次の章では、チェックリストでつけた点数をもとに、
「様子見/点検推奨/今すぐ相談」 をどう見分けるか、判断の目安で分かりやすく整理します。

判定基準|様子見/点検推奨/今すぐ相談

まずは結論から、セルフチェックリストで診断して点数をつけたら、以下の基準を目安に「様子見」「点検推奨」「今すぐ相談」で分類すればOKです。
簡単な足し算をして、チェックリストに書き込むだけなので誰にでもできます。

合計点の目安(0〜6/7〜12/13以上)

合計点は、外壁・屋根・付帯部をチェックした点数を足したものです。

  • 0〜6点:様子見
    すぐに工事が必要な可能性は低め。半年〜1年後にもう一度チェックがおすすめです。
  • 7〜12点:点検推奨(早めに確認)
    劣化が進み始めているサインが増えてきた状態。1〜3ヶ月以内に塗装業者に点検依頼を検討しましょう。
  • 13点以上:点検依頼推奨(早めに相談)
    劣化がいくつか重なっている状態。このまま放置すると修繕範囲が広がりやすいので、早めの相談がおすすめです。

塗装職人からの一言

ここでいう”点検”は、いきなり工事の契約じゃなくてOK。
状態確認をしてもらうだけでも価値があります。
ただし、ハウスメーカーや大手工務店の定期点検や無料見積もりにお願いするのは、正直なところあまりお勧めはしません。
大手ほど修繕費の見積もりが驚くような金額になりがちなので、地元で評判のいい塗装店か塗装職人に見てもらったほうがいいでしょう。

例外ルール:3点の項目が1つでもあれば「今すぐ相談」

合計点より優先してほしいルールがあります。
3点(今すぐ相談)の項目に1つでも当てはまるなら、合計点に関係なく“今すぐ相談”寄りで考えてください。

理由はシンプルで、3点項目は「水が入りやすい」「被害が広がりやすい」ケースが多いからです。
(例:屋根材の割れ、棟板金の浮き、外壁の剥がれ・膨れ、目地のすき間など)

小計(外壁・屋根・付帯部)を見ると、優先順位がわかる

合計点だけでなく、外壁/屋根/付帯部の小計も見てください。
小計を見ると「どこが一番危ないか」「相談するとき何を優先して見てもらうか」がハッキリします。

  • 屋根の点が高い → 雨漏りリスクを優先
  • 目地(外壁)の点が高い → 防水の急所を優先
  • 付帯部(軒天・雨樋)が高い → 雨仕舞いの不具合を優先

迷うときは「点数+写真」で判断がブレなくなる

「点数は高くないけど気になる」「逆に点数は高いけど本当に?」
こういうときに効くのが 写真 です。
写真があると、症状の範囲(局所か広範囲か)や、ひびの太さ・剥がれの状態、板金の浮きの見え方が整理できて、判断がブレにくくなります。

点数診断のやり方|チェック結果を判断につなげる手順

チェックリストにチェックを入れたら、次は「点数をどう使うか」です。
やり方はシンプルで、合計点+3点ルール+小計を見ればOK。ここさえ押さえれば迷いにくくなります。

手順①|チェックした項目の点数を合計する

まずは、チェックした項目の点数(1点/2点/3点)を足して、合計点を出します。
この合計点が、前の章の「判断の目安(様子見/点検推奨/点検依頼推奨)」のベースになります。

コツ:迷った項目は、無理に判断しなくてOK。
「写真を撮っておく」だけでも、あとで点検の判断材料になります。

手順②|外壁/屋根/付帯部の「小計」を出す(優先順位が見える)

合計点だけだと「結局どこが原因?」がぼやけることがあります。
そこで、外壁・屋根・付帯部それぞれの小計も出してみてください。

  • 屋根の小計が高い → 雨漏りや被害拡大を優先して点検
  • 外壁(特に目地)の小計が高い → 水の入口になりやすい場所を優先
  • 付帯部の小計が高い → 雨樋・軒天など雨仕舞いの不具合を優先

小計を見るだけで「相談するとき、どこを重点的に見てもらうか」がハッキリします。

手順③|合計点より優先する「3点ルール」を確認する

ここが大事です。
3点(今すぐ相談)の項目に1つでも当てはまるなら、合計点が低くても“今すぐ相談寄り”で考えてください。

理由は、3点項目が「水が入りやすい」「被害が広がりやすい」ケースが多いから。
点数は目安ですが、危険サインは例外扱いにした方が安全です。

例題|点数の見方

たとえば、こんなケース。

  • 外壁:チョーキング(2点)+目地のひび(2点)= 外壁小計4点
  • 屋根:色あせ(2点)+コケ(2点)= 屋根小計4点
  • 付帯部:雨樋のたわみ(2点)= 付帯小計2点

合計は 10点 → 判断の目安では「点検推奨(早めに確認)」になります。
この段階で点検しておくと、工事がシンプルに収まりやすいケースが多いです。

※もしこの中に「3点項目(例:目地のすき間、屋根材の割れ、棟板金の浮き)」が1つでも入るなら、合計点に関係なく「今すぐ相談寄り」に切り替えます。

点数より優先したい「危険サイン」とプロの見立て

点数診断は「全体の目安」をつかむのに便利ですが、点数よりも優先して扱うべき症状があります。
それが、水の入口がすでにできている/被害が一気に広がりやすいタイプの劣化サインです。

この章ではチェックリストで判明した、当てはまったら“先に止めた方がいい”症状だけを、塗装職人の視点で理由つきで解説します。

室内にサインが出たら最優先|雨漏りは「もう始まっている」可能性が高い

室内の症状は、外壁や屋根の劣化が“家の中に到達した”サインになりやすいです。
とくに次のような症状があるなら、点数に関係なく「今すぐ相談」でOKです。

  • 天井・壁のシミ(薄茶の輪ジミ)
  • 押入れ・天井裏のカビ臭
  • クロスの浮き・波打ち・剥がれ
  • 雨の日にポタポタ音がする

なぜ急ぐべき?
雨水は「入った場所」より、木材や断熱材の中を回り込んで別の場所に出ることがあります。
つまり、室内に症状が出た時点で、見えない部分では想像以上に進んでいることも珍しくありません。

まずやることとしては、天井や壁に現れたシミの位置と範囲を写真で残すことです。
これによって、次の雨が降った日などに進行具合がわかるようになります。
雨漏りを自分で直そうと、屋根に上がったり天井裏でDIYしようとする方もいらっしゃいますが危険ですし、雨漏りは1か所からきているとは限らず原因が違うと逆に悪化させることもありますのでプロに任せたほうが賢明です。

塗装職人からの一言

雨漏りは自然に止まることはありません。
見つけた時点でプロに相談して、早めに対処をすれば被害も補修も小さく済みます。

屋根の棟板金|釘抜け・継ぎ目コーキング切れは「雨で一段階進む」

現場でよく見かけるのが、棟板金を押さえている釘が抜けている(浮いている)状態です。
地上やベランダから肉眼では見えにくいですが双眼鏡を使えば、棟のラインが浮いて見えたり、釘頭が出ているように見えたりします。

この状態が厄介なのは、台風や強い雨のタイミングで水が入りやすくなること。
実際、「板金が大きくめくれる」ほどの被害は多くなくても、板金同士をつないでいる継ぎ目のコーキングが切れて、強い雨の日に浸入しやすくなっているケースはよくあります。

対処はどうする?
棟板金の釘抜けは、放置せず早めに手当てするのが基本です。
実際の補修では、

  • 釘の穴まわりにコーキングで水の侵入を防ぐ
  • 穴の近くに細いビスを打ち込んで補強する
    といった方法で、固定を回復させることがあります。

塗装職人からの一言

いまだに棟板金に打ち込んであるのはステンレスの細い釘なんですよね。
ビスのほうが下地への食いつきがよく抜ける心配が少ないのになぜ釘を使い続けるのか疑問です。

外壁のひび割れ|モルタル・コンクリート壁は“凍結”で広がることがある

外壁側で優先して見たいのは、「水が入る条件が揃っているか」です。
とくに、モルタル壁やコンクリート壁のクラック(ひび割れ)は注意したいポイント。

クラックから入った水が、寒い時期に凍結→膨張して、ひび割れをさらに広げてしまうケースがあると言われています。
つまり、見た目は小さなひびでも、季節や環境によって進行しやすいことがあるんですね。
そうして広がった亀裂の奥には壁の強度を上げるための鉄筋があります。(昔の土壁は鉄筋の代わりに竹網に縄を巻いて強度を上げていました)
奥の鉄筋が錆びて膨張し、壁を内部から破壊する「鉄筋爆裂」に至る恐れもあるので気を付けたいところです。

「細いひびが少し」でも、場所(角・窓まわり)や増え方によっては点検推奨。
「太い/爪が引っかかる」「増えてきた」「雨染みが絡む」なら、早めに点検が安心です。

塗装職人からの一言

ここまで読んでも「これって今すぐ?点検でいい?」と迷うのは普通です。
点数と写真があれば、状態の整理はかなりできます。
オンラインで私が一緒に確認して、優先順位(どこを先に見るか)と次の一歩を整理します
オンライン相談はこちらから

相談前に読む|業者への伝え方と、失敗しない選び方

点数診断で「点検推奨」以上になったり、危険サインがあって不安になったりしたら、次は相談です。
ただ、ここでいきなり電話してしまうと、話が噛み合わなかったり、不要な不安が増えたりすることもあります。
先に“準備”をしておくと、営業が不安な人でも落ち着いて進められます。

連絡前に準備するもの(これだけでOK)

相談前に、次の3つを揃えておくと話が一気にスムーズになります。

  1. 点数(合計点+外壁/屋根/付帯部の小計)
  2. 写真(全景+アップ)
  3. 基本情報(築年数、前回塗装の時期、気になる症状)

写真は完璧じゃなくてOKです。
「全景2〜3枚+気になる箇所アップ5〜10枚」くらいあれば、状況整理がしやすくなります。

営業が不安な人へ|連絡するときの“言い方”テンプレ

「営業されそうで怖い」という人は、最初にこの一言を入れるだけで流れが変わります。

電話・問い合わせフォームで使える一言

  • 「まずは状態の点検(確認)だけお願いしたいです」
  • 「今日は契約の話ではなく、状況を見てもらう目的です」
  • 「見積は持ち帰って検討します(その場では決めません)」

さらに安心したいなら、こう伝えるのもアリです。

  • 「相見積もりを取る予定です」
    (誠実な業者ほど、これを言われても普通に対応します)

相見積もりの取り方(2〜3社がちょうどいい)

相見積もりは、やみくもに増やすと比較が難しくなります。
現実的には 2〜3社 がいちばん判断しやすいです。

比較するときは「金額」だけではなく、次の2点を見てください。

  • 何を、どの順番で直すか(下地処理の考え方)
  • 説明が具体的で、質問にちゃんと答えてくれるか

同じ家でも、劣化の見立てが違えば提案も変わります。
その違いが「その業者の誠実さ」を見分ける材料になります。

塗装職人からの一言

先述しましたが改めて。
お家の診断をハウスメーカーにしてもらうのはお勧めしません。
とにかく費用が高くなりがちです。
例えば内容的に同じ工事をすると仮定して、金額の高い順に並べると
”ハウスメーカー→下請け工務店→塗装業者→塗装職人”
このような順番になることが多いです。
ちなみに私は個人事業者の塗装職人ですので、場合によってはハウスメーカーの半額程度でできる場合もあります。

見積書で見るべきポイント(“一式”だらけは注意)

見積書は、専門用語が多くて分かりにくいですよね。
でも最低限、ここだけは確認しておくと失敗しにくいです。

チェックポイント

  • 工程が書かれているか(下塗り/中塗り/上塗り など)
  • 数量が書かれているか(㎡、m、箇所など)
  • 「一式」ばかりになっていないか
  • 下地処理の内容が具体的か(ひび補修、ケレン、コーキング等)
  • 写真報告の有無(施工前・施工中・施工後)

金額は安く見えても、下地処理が適切でないと仕上がりや耐久性に差が出ます。
塗装は“塗る前”で決まる部分が大きいので、ここはしっかり見たいところです。

業者選びを失敗しにくくするためのコツ

正直、業者選びは簡単じゃありません。
営業が上手い人ほど外面は良いですし、短時間のやり取りだけで「この会社は絶対安心」と言い切ることはできません。

だからここでは、“見抜く”というより 失敗の確率を下げるためのチェックポイントをまとめます。

① 現地で「どこが、なぜ問題か」を説明できるか
ふわっとした説明ではなく、劣化箇所を一緒に見ながら「この症状はこういう理由で起きている」と言えるか。

② 提案が「やること」より「順番」になっているか
良い提案は、いきなり塗る話から入らず
補修→防水→塗装 の順番が整理されています(特に目地や雨仕舞い)。

③ 見積書が“工程と数量”で書かれているか
「一式」だらけだと比較ができません。
最低でも、塗装の回数(下塗り/中塗り/上塗り)や、コーキングの範囲、㎡やmなどの数量があるかを見ます。

④ 質問したときに、答えが具体的か(言い切りすぎないか)
「絶対10年もちます」みたいな言い切りより、
劣化状況に合わせて“幅”を持って説明してくれる方が誠実なことが多いです。

⑤ その場で決めさせようとしないか
「今日決めたら安くします」「今すぐ契約を」みたいに急かす場合は注意。
基本は一度持ち帰って検討でOKです。

相談先の選び方|塗装業者でOKなケース/診断を挟むべきケース(ホームインスペクター)

相談は「誰に見てもらうか」で、結果が変わることがあります。
塗装で解決できる劣化も多い一方、雨漏りやクラックの種類によっては、先に原因の切り分けが必要なケースもあります。

塗装業者に相談してOKなケース

  • チョーキング、色あせ、コケ・藻などの劣化が中心
  • 目地(コーキング)の痩せ・ひび割れ・すき間
  • 軽いひび(細い線状)が中心
  • 「雨漏りはしていないが不安」「予防として点検したい」

ホームインスペクター(住宅診断)など、第三者診断を挟むのも有効なケース

  • 雨漏りしている/室内にシミ・カビ臭などの前兆がある
  • ひび割れが太い・段差がある・同じ場所で繰り返し割れる
  • 建具が開けにくい、傾きっぽいなど“建物の動き”が疑われる
  • 原因が屋根・外壁・サッシ・ベランダなど複数ありそうで、入口が特定できない

私は塗装のプロとして、写真と点数から「塗装で守れる範囲」か「塗装だけでは危ない可能性があるか」を整理するお手伝いはできます。
その上で必要なら診断の専門家に見てもらい、補修→防水→塗装の順で進めると安心です。

ホームインスペクターに診断してもらうには、基本5~8万円程度の費用が掛かりますが、住宅版人間ドッグと考えれば家も健康診断しておけば安心できるでしょう。

まとめ|迷ったら「点数+危険サイン」で判断して、次の一歩へ

まとめ

外壁や屋根の塗装は、見た目だけでは判断しにくくて当然です。
だからこそ、この記事では 点数で全体の目安をつかむ危険サインは別扱いで優先する という考え方で整理しました。

  • 合計点は「様子見/点検推奨/早めに相談」の目安になる
  • ただし、棟板金の釘抜け・雨漏りの前兆・太いひび割れなどは点数に関係なく優先度が上がる
  • 迷うときほど、写真を残して“状況を見える化”しておくと判断がラクになる

もしまだチェックリストをやっていないなら、先にこちらの記事で点数をつけてみてください。

また、雨漏りや構造クラックの可能性があるなど「塗装だけで判断しない方が良さそう」な場合は、ホームインスペクター(住宅診断)など第三者の診断を挟むのも一つの方法です。
補修→防水→塗装の順で、ムダなく進められるようになります。

最後に。
「自分のケースはどれに近い?」と迷うのは普通です。焦って決めなくて大丈夫なので、まずは点数と写真で状況を整理して、必要なタイミングで点検につなげてください。

もし「自分で診断してみて、結局どっちなの?」と迷ったら、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
写真と点数があれば、現状の整理はかなりできます。

私は塗装職人として、オンラインで状態確認の相談も受けています。
「今すぐ相談レベルか」「点検で十分か」「業者に何を聞けばいいか」まで一緒に整理できるので、不安がある方は気軽にお問合せください。